2012年10月02日

最終日A

朝焼けの中、出発晴れ
その日が過ぎてから、もう、二年と半年が経っている。
終わった遍路の結論がだし尽くせず、随分もがいた。
見つめなおす 見つめなおす…。


2010年の1月9日に歩き出して、55日も費やした。
同年3月5日に無事1番霊山寺に帰ってきた。
何を求めて四国遍路に出たのか?
生きている実感が欲しかったのか?
何故生きなければいけないのかを、探していたのか…

胸に刺さった毒矢にこだわってしまったようだ。
何の毒なんだと、ただただ騒いでいる、小さな僕。
何度、毒を知るより、抜くのが先だとわかっても、僕はタダをこねる子供のように、素直になれなかった。
「聞く耳」「素直な気持ち」
僕に必要なものを、教えてくださったタップリの時間が、これから生きる宝になるはずだ。
一年前の3月に、遍路道で気づいた大切な「命」のメッセージも、改めて心に響いてきた。
寺を見て、寺を見ず。仏様を見て、仏様を見ず。
見えるものばかり追い求めていた。

言葉 命 生きた教え

受けつぐものは、目に見えない。

白い服を着て、柿渋を塗って直した菅笠をかぶり、短くなった金剛杖で、1番札所へ向かった。
日本武尊さまの白鳥神社を抜け、3番、2番と見覚えのある道を歩いた。

終わりたい気持ちと、終わりたくない気持ちが胸の中で混ざり合ったのを思い出す。
この瞬間は、帰る気持ちが大きくても、すぐにまた来たくなる。
…わかっている。
僕は、四国遍路という、何よりも生きる実感の持てる「宝物」を見つけてしまったようだ。
僕にとっては、最高の宝物だ。

僕はすぐに悩むから、きっとまた この場所に来るだろう。

しっかり歩いたので、体は強くなった。
同じ1番山門の写真を見比べたい。

今からというとき(>_<)

歩いた後(‥;)
結構痩せました。
今では、また、元のようになっていますが…


宝物は外にはなく
青い鳥も遠くにはいなかった。
一番近くに・・・。

きっとまたまたまたまた歩きます。
お遍路は終わらない。
何かが言ってました。
生きてく事が お遍路だ。(^_^)ゞ
posted by ひろ at 00:08| Comment(1) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月28日

最終日@

3月5日(55日目)太陽
なかなか書けなかった最終日。
何故書けなかったのか…。それは、僕の遍路旅は、終わっていなかったからだろう。
故郷に帰って来ても、落ち着かない日々が続き、休みの日に神社やお寺をさまよっていた。
神仏を探して捜して…。
探し求めた青い鳥は、どこにいるのか?その答えは心が知っている。
目の前の素晴らしい神仏の像を見るが、それがそのまま神仏ではない。心のチャンネルを合わせて、ラジオのように周波数を合わせなければ、通信はできない。



最後の宿『道しるべ』を出発し、朝日の中を歩き始めた。

posted by ひろ at 21:51| Comment(2) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月28日

『犬』🐶🐾

3月4日(54日目)くもり雨
寒い朝
88番を終わり、1番へ向かう。
同宿の若い女性は、反対の逆打ちへ向かう。
本当に終わったんだな。厳しい辛い遍路だった。
もう歩く事もないと思いながら歩いた旅だった。
景色、人、犬猫…鳥…花
そして、過去の思い出達。
歩きながら思い出した、良し悪し記憶。
タップリの時間が、溜まりに溜まった圧力を、解消してくれたのではないだろうか。
いにしえの石仏や、道標を見ながら進む。
『犬墓大師』を参る…大師様を獣から守った『犬』の墓とお堂がある。ありがとう
m(_ _)m
大師様を守ってくださって…その『犬』のお陰で、大勢の人が、大師様に導かれるのだ。
この『犬』がいなければ、四国遍路もない。
猟犬足跡(犬)足跡(犬)足跡(犬)
坂を下り下り
10番横を曲がり、9・8・7・6・5番と向かう。
3番近くの宿へ向かうが、雨になった。
寒く冷たかった。
地図ではわかりにくい、高速道の横の宿でした。
良い宿でした。



posted by ひろ at 00:26| Comment(1) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。